女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)は21日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク114位の
奈良くるみは第9シードの
C・ガルシア(フランス)に1-6, 3-6のストレートで敗れ、大会初のベスト8進出とはならなかった。
>>東レPPO 対戦表<<この日、第2ゲームでガルシアにブレークを許した奈良は、傾いた流れを引き戻すことが出来ずに第1セットを落とす。
続く第2セット、ガルシアの強打に悩まされた奈良はゲームカウント2-5と崖っぷちに立たされたが、第8ゲームでブレークに成功。しかし、最後は奈良のバックハンドがネットにかかり、1時間3分で敗れた。
25歳の奈良は、東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント本戦に2年ぶり6度目の出場。今大会は、1回戦で世界ランク48位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)を逆転で破って2回戦へ駒を進めていた。
今季は、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)2回戦で元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)を破る金星をあげて4年ぶりの3回戦進出を果たした。
その他の日本勢は、
大坂なおみと
尾崎里紗が出場していたが、いずれも1回戦で敗れた。
また、奈良は尾崎とペアで今大会のダブルスにも出場しており、20日に行われた1回戦で第1シードのチャン・ハオチン(台湾)/
チャン・ユンジャン(台湾)組を7-6 (10-8), 1-6, [13-11]のフルセットで破る快進撃で8強入りを果たしている。
一方、勝利したガルシアは準々決勝で第1シードの
G・ムグルサ(スペイン)と対戦する。
勝利したガルシア
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