男子テニスの9月11日付ATP世界ランキングが発表され、先日まで行われていた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初勝利をあげた
杉田祐一は、前回から37ポイント加算されて2つ上げ自己最高の42位へ浮上した。
全米オープン本戦初出場を果たした28歳の杉田は、1回戦で世界ランク331位の
G・ブランカノ(フランス)を6-2, 6-2, 6-0のストレートで圧倒し初戦突破。2回戦では、ラッキールーザーで出場の
L・メイヤー(アルゼンチン)に7-6 (7-3), 4-6, 3-6, 4-6の逆転で敗れて3回戦進出とはならなかった。
今シーズンは、7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を飾り、日本男子で
松岡修造、
錦織圭に次ぐ史上3人目の快挙を達成。8月21日付の世界ランキングでは、松岡の46位を抜いて43位を記録した。
また、全米オープン前哨戦のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初のベスト8進出を果たしていた。
今後は、25日開幕の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)に出場予定。
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