女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア)は17日、シングルス準決勝が行われ、第8シードの
S・クズネツォワ(ロシア)が第3シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を7-6 (7-5), 7-6 (7-2)のストレートで破り、2008年以来 9年ぶり3度目の決勝進出を果たした。
>>BNPパリバ対戦表<<この試合、第1・第2セットでいずれもタイブレークへもつれ込む接戦を繰り広げた両者だったが、最後はクズネツォワはプリスコバを引き離し、1時間55分で勝利した。
クズネツォワは、今回の勝利によりプリスコバとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。
決勝では、第14シードの
E・ヴェスニナ(ロシア)と対戦する。ヴェスニナは、同日の準決勝で第28シードの
K・ムラデノヴィック(フランス)をストレートで下して大会初の決勝進出を果たしていた。
世界ランク8位のクズネツォワは、過去のBNPパリバ・オープンで2007・2008年に決勝へ進出するが、いずれも決勝で敗れて準優勝に終わっている。
昨年はツアー大会で2勝をあげ、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTAプレミア)では準優勝を飾る活躍を見せてツアー最終戦のBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)に出場。
ラウンドロビンで前年度覇者の
A・ラドワンスカ(ポーランド)を破るなどの活躍を見せ、ベスト4進出を果たした。ラドワンスカとの試合中、クズネツォワは1つに束ねていた自身の髪をハサミで切る場面があり、話題となった。
今シーズンは、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4年ぶり8度目のベスト16進出を果たした。
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