女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク52位の
大坂なおみが同90位の
尾崎里紗との日本人対決を6-4, 6-2ストレートで制し、初戦突破を果たした。
この日、大坂は尾崎に反撃の隙を与えず2度のブレークに成功し第1セットを先取。続く第2セットでも力強いストロークを武器に攻め込み、勝利を手にした。
2回戦では、第30シードの
ザン・シュアイ(中国)と対戦する。
現在19歳の大坂は、今季開幕戦のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、インターナショナル)でベスト8進出を果たすも、準々決勝で途中棄権。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(UAE/ドバイ、ハード、WTAプレミア)では2回戦で敗れた。
その他の日本勢では、
土居美咲と
奈良くるみが出場していたがいずれも1回戦で敗退した。
今大会の上位シード勢は第2シードに
A・ケルバー(ドイツ)、第3シードに
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、第4シードに
S・ハレプ(ルーマニア)、第5シードに
D・チブルコワ(スロバキア)、第6シードに
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第7シードに
G・ムグルサ(スペイン)、第8シードに
S・クズネツォワ(ロシア)。
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