男子テニスツアーのオープン13・マルセイユ(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)は24日、シングルス準々決勝が行われ、昨年覇者で第3シードの
N・キリオス(オーストラリア)が予選勝者の
N・ゴンボス(スロバキア)を6-3, 6-3のストレートで下して2年連続のベスト4進出。同日の試合で4強が出揃い、キリオス以外の3選手は地元フランス勢となった。
この試合、キリオスは終始主導権を握ってボンゴスを圧倒。1度もブレークチャンスを与えず、わずか58分で勝利を手にした。
準決勝では、第2シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
世界ランク16位のキリオスは、昨年のオープン13・マルセイユ決勝で
M・チリッチ(クロアチア)を破ってツアー初優勝を達成。その後、アトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)と楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、ハード、ATP500)でタイトルを獲得し、10月には自己最高の世界ランク13位を記録した。
しかし、直後の上海ロレックス・マスターズ(中国/上海、ハード、マスターズ1000)2回戦で、観客への暴言や、やる気のないプレーを見せて、2017年1月15日まで出場停止処分と罰金が科されていた。
今季は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で復帰し、ツアー大会は今回が2大会目。
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