男子テニスのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
錦織圭が第6シードの
J・ソウサ(ポルトガル)を6-1, 6-4のストレートで下し、大会初のベスト4進出を果たした。
>>錦織 準決勝1ポイント速報<<>>アルゼンチンOP対戦表<<この日、錦織は第1セットの第1ゲームからブレークに成功する好調な滑り出しで4ゲームを連取し勢いに乗ると、ソウサに隙を与えずにセットカウント1-0とリード。
その後は両者サービスキープが続く中、第2セットの第10ゲームでブレークに成功した錦織はソウサを圧倒し、2015年のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)以来 約2年ぶりとなるクレーコートでの優勝に前進した。
準決勝では、
T・モンテイロ(ブラジル)(ブラジル)と
C・ベルロク(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
今大会、錦織は初戦の2回戦で世界ランク50位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を5-7, 6-2, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
今シーズンは1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で準優勝を飾り、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では4回戦で
R・フェデラー(スイス)にフルセットで敗退。今回が今季3大会目となる。
今年は、昨年前人未到の4連覇を果たしたメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)を欠場。アルゼンチン・オープンと20日からのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)のクレー2大会に出場。
前日の16日には第2シードの
P・クエバス(ウルグアイ)と第3シードの
D・フェレール(スペイン)がいずれも初戦敗退。17日に行われた準決勝では第4シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)が4強入りを決めている。


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