女子プロテニス協会のWTAは8日、昨年3月から禁止薬物の使用により公式戦への出場停止処分が下されていた元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)が、5月に開催されるムチュア・マドリッド・オープン女子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTAプレミア)のワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得したと明かした。
昨年1月に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の期間中に受けた検査で、禁止薬物であるメルドニウムの陽性反応が出たことを3月の会見で公にしたシャラポワは、2年間の公式戦出場停止処分が下されるも、その後の判決で減刑が認められた。
昨年12月にはエキシビションマッチにも姿を現し、ツアー大会では4月24日から開催のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)から復帰予定となっている。
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