男子テニスの下部大会であるRBCテニス・チャンピオンシップス・オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、ハード、ATPチャレンジャー)は1日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク184位の
伊藤竜馬が第3シードの
M・ククシュキン(カザフスタン)に4-6, 7-6 (7-3), 7-6 (8-6)の逆転で勝利し、ベスト8進出を果たした。
この日、2度のブレークを落として第1セットを落とした伊藤だったが、続く第2・3セットではタイブレークを制し、3時間9分のロングマッチをものにした。
準々決勝では、世界ランク156位の
E・ウマー(スウェーデン)と対戦する。両者は今回が初の対戦。21歳のウマーは、兄弟でプロテニスプレーヤーで、弟のY・ウマー(スウェーデン)は世界ランク493位に位置している。
28歳の伊藤は、現在世界ランクを184位まで落としているが、2012年には自己最高の同60位まで上り詰めた。フォアハンドとサービスを使った攻撃なテニスが持ち味で、2014年の楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP250)1回戦では、
S・ワウリンカ(スイス)を破る金星をあげている。
また、昨年のマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では、マスターズ大会初勝利を飾った。
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