男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は7日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
錦織圭が第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。決勝では、第1シードの
M・ラオニッチ(カナダ)と第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦する。
>>ブリスベン国際 対戦表<<第1セット、錦織はワウリンカの強力なバックハンドに苦しめられ、第2ゲームで3本のブレークチャンスを与えてしまうが、ドロップショットなどでこれを死守。その後は互いにサービスキープが続き、タイブレークを制した錦織がこのセットを先取。
続く第2セット、試合の主導権を握った錦織は2度のブレークに成功。そのままリードを守って勝利した。
昨年のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)に続き、ワウリンカに2連勝とした。今回の対戦でワウリンカとの対戦成績は4勝4敗。
錦織は、初戦の2回戦で予選勝者の
J・ドナルドソン(アメリカ)を逆転で下し、準々決勝で世界ランク79位の
J・トンプソン(オーストラリア)にストレートで勝利している。
ブリスベン国際には今年が6年連続の出場で、2013・2014・2015のベスト4進出が最高成績。昨年は準々決勝で
B・トミック(オーストラリア)にフルセットで敗れた。
昨年のブリスベン国際は、ラオニッチが
R・フェデラー(スイス)を下して大会初優勝を飾った。
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