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スタン「終わりに近付いてる」

男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は18日、グループ・ジョン マッケンローの予選ラウンドロビンが行われ、第3シードのS・ワウリンカ(スイス)は第1シードのA・マレー(英国)に4-6, 2-6のストレートで敗れて4年連続のベスト4進出を逃し、今シーズンに幕を下ろした。会見では、自身の今後について「明らかにテニス人生の終わりに近付いている」と話した。

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今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)を破り大会初優勝を果たしたワウリンカ。しかし「全米オープン後は厳しかった」と語ったように、その後のツアー大会では早期敗退が相次いでいた。

「もっと改善できることがあるのは分かっていた。それでも、シーズン全体としてはとても良いものだった。グランドスラムで優勝し、トップ5でシーズンを終われる。次のシーズンを始めるにあたって、確実にとても良いサインになるだろう。」と今季を振り返った。

また、現在31歳のワウリンカは年齢による衰えについて「もちろん考えているし、心配もしている。なぜなら、明らかにテニス人生の終わりに近付いているから」と告白。

続けて「当然若い方が良いはず。でも自分は来年32歳になる。だから気を付けなければならないことも出てくる。来年もまだそこにいられると願っているし、全てのことにトライしようと思っている」

「今年でさえ、部分的に俊敏さが無くなってきていた。でもグランドスラムで優勝することも出来たんだ。それは世界のトップ選手を倒すことが出来るということ。このオフシーズンではやれることを全てやって、来シーズンはベストな状態で臨めるようにしたい」と、今後の意気込みを語った。

ATPワールドツアー・ファイナルズは、グループ・ジョン マッケンローからマレーと第5シードの錦織圭、グループ・イバン レンドルからは第2シードのジョコビッチと第4シードのM・ラオニチがベスト4進出を決めた。

予選ラウンドロビンの結果は以下の通り。

【グループ・ジョン マッケンロー】
(1)A・マレー 3勝0敗
(3)S・ワウリンカ 1勝2敗
(5)錦織圭 1勝2敗
(7)M・チリッチ(クロアチア) 1勝2敗


【グループ・イバン レンドル】
(2)N・ジョコビッチ 3勝0敗
(4)M・ラオニチ 2勝1敗
(6)G・モンフィス(フランス) 0勝2敗
(8)D・ティエム 1勝2敗
(9)D・ゴファン(ベルギー) 0勝1敗

ATPワールドツアー・ファイナルズは4選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。

獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。






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