男子テニスの最終戦であるATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)は16日、第5シードの
錦織圭と第1シード
A・マレー(英国)のグループ・ジョン マッケンロー予選ラウンドロビンがセンターコートの第2試合に組まれ、日本時間16日の23時(現地16日の14時)以降に開始予定。イギリスの老舗ブックメーカー「William HILL」が発表した両者のオッズは錦織が3.60倍、マレーが1.28倍となっている。(16日11時現在)
>>錦織vsマレー1ポイント速報<<>>ファイナルズ組み合わせ表<<ブックメーカーとは合法的なギャンブルのサービスを運営している会社のことで、そのなかでも「William HILL」はイギリス最大のブックメーカーのひとつ。賭ける対象は試合の勝敗だけでなく、試合のスコアやトーナメントの優勝者など様々なものがある。
ATPワールドツアー・ファイナルズ優勝者のオッズは、マレーが2.20倍、
N・ジョコビッチ(セルビア)が2.37倍、錦織が11.00倍、M・ラオニチが15.00倍となっている。
また、テニス以外にも野球やサッカー、ラグビーなど様々なスポーツをベットの対象としている。
錦織とマレーは今回が10度目の対戦、今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準々決勝では錦織がフルセットの末に勝利したが、通算では2勝7敗と負け越している。
第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)との初戦では、ファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ストレートで勝利。得意のストローク戦に加え、サーブ・アンド・ボレーなど多彩な攻撃で圧倒し、全米オープン準決勝のリベンジを果たした。
一方のマレーは、初戦で第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)を6-3, 6-2のストレートで下し、1勝目をあげている。今年の11月7日に発表されたATP世界ランキングでは、ジョコビッチを抜いて自身初の世界ランク1位を記録した。
今大会は錦織、ワウリンカ、マレー、チリッチがグループ・ジョン マッケンロー。もう一方のグループ・ イバン レンドルはジョコビッチ、ラオニチ、
G・モンフィス(フランス)、D・ティエムとなっている。
予選ラウンドロビンの結果は以下の通り。
【グループ・ジョン マッケンロー】(1)A・マレー 1勝0敗
(3)S・ワウリンカ 0勝1敗
(5)錦織圭 1勝0敗
(7)M・チリッチ 0勝1敗
【グループ・イバン レンドル】(2)N・ジョコビッチ 2勝0敗
(4)M・ラオニチ 1勝1敗
(6)G・モンフィス 0勝2敗
(8)D・ティエム 1勝1敗
ATPワールドツアー・ファイナルズは4選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
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