女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、ハード、WTAインターナショナル)は30日、シングルス準決勝が行われ、昨年覇者で第4シードの
日比野菜緒(日本)が第9シードの
D・アレルトバ(チェコ共和国)を6-2, 6-3のストレートで下して2年連続の決勝進出を決め、大会連覇へ王手をかけた。
2度目の対戦となったこの試合、終始主導権を握った日比野はトータルで5度のブレークに成功し、1時間6分で勝利した。
日比野は、アレルトバとの対戦成績を1勝1敗とした。
決勝では、
Kr・プリスコバ(チェコ共和国)と対戦する。
世界ランク78位の日比野は今大会、1回戦でK・ウマロバ(ウズベキスタン)、2回戦で
尾崎里紗(日本)、準々決勝で第6シードの
L・ツレンコ(ウクライナ)を下しての勝ち上がり。
昨年の同大会でツアー初優勝を飾った日比野は、今季8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で初出場にして初戦突破を果たし、グランドスラムでは4大会全てで本戦入りするがいずれも1回戦で敗れた。
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