男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は29日に自身のフェイスブックを更新し、チャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)の欠場について「本当に残念」と綴った。
過去6度の優勝に加えて29連勝していたが、肘の怪我を理由に欠場を表明し「とても楽しみにしていた。でも、まだ怪我が完治していなくて、休養の時間が必要。万全な状態にするため、トレーニングをしながら回復に努めることへ集中している」とジョコビッチ。
今年は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝したが、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でまさかの3回戦敗退。
さらに、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では初戦で元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を顔を合わせる厳しい組み合わせに入り、1回戦で姿を消した。
全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は決勝へ進出したが、
S・ワウリンカ(スイス)に逆転負けで準優勝に終わった。
次回は、過去3度優勝している上海ロレックス・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)に出場する予定。
最後に「トップのレベルで戦える日がすぐに来ることを確信している。皆さん、本当にありがとう」と締めくくった。
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