女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード、WTAプレミア)は24日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク20位の
E・スイトリナ(ウクライナ)を1-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、日本勢で1995年の
クルム伊達公子(日本)以来21年ぶりの優勝に王手をかけた
大坂なおみ(日本)が、試合後の会見で「今日はとても良い試合になったと思う。」と振り返った。
>>東レ対戦表<<この日、「集中力が完全ではなかった。」と話したように大きな差をつけられて第1セットを落とした大坂だったが「ボールをコート上に打ちなさい、もっと我慢強くいきなさいとアドバイスを貰った。」と試合中のコーチとの会話を語り、第2セットから徐々に調子を上げていった。
ファイナルセットでは、ファーストサービスが入った時に85パーセントの確率でポイントを獲得し、スイトリナに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開。1時間46分で勝利した。
「間違いなく今大会は自分にとって一番良い大会になっています。」と述べた大坂は、日本勢で1995年のクルム伊達公子以来21年ぶりの優勝をかけて、決勝で元世界ランク1位の
C・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦する。
ウォズニアキとの対戦については「今は別に深く考えていない。彼女のことだから、厳しい球を打ってくると思うけど、自分もそれにしっかり対応していきたい。」と意気込みを語った。
最後には昨夜同様日本語で「おやすみー」と言いながら会見会場を後にし、記者たちを和ませた。
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