テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第9シードの
JW・ツォンガ(フランス)が第26シードで地元の
J・ソック(アメリカ)を6-3, 6-3, 6-7 (7-9), 6-2で下し、2年連続3度目のベスト8進出を果たした。
>>全米オープン対戦表<<この試合、主導権を握ったツォンガは第1・第2セットでソックに1度もブレークを与えず2セットアップとする。
第3セットではタイブレークでソックのセットポイントを1度はしのぐも、最後は鋭いリターンエースを決められ、このセットを落とす。

第3セットを取った時のソックと観客
その後、第4セットでは再びギアを上げたツォンガがソックを圧倒。2度のブレークに成功し、3時間13分で勝利した。

勝利したツォンガ
準々決勝では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と
K・エドモンド(英国)の勝者と対戦する。
ツォンガは、2011・2015年の全米オープンでベスト8進出。昨年は準々決勝で
M・チリッチ(クロアチア)にフルセットで敗れた。
今年のグランドスラムは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)で4回戦進出。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は3回戦で内転筋の肉離れにより棄権を余儀なくされるも、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)では
J・イズナー(アメリカ)や
R・ガスケ(フランス)らを下して8強入りを果たした。


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