テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は31日、男子シングルス2回戦が行われ、第32シードの
B・ペール(フランス)は世界ランク44位の
M・バグダティス(キプロス)に2-6, 4-6, 6-3, 4-6で敗れ、2回戦敗退となった。
>>全米オープン対戦表<<この日、ペールはファーストサービスの確率が41パーセントで、バグダティスに2度のブレークを許して第1セットを落とすと失速し、2セットダウンの崖っぷちに立たされた。
第3セットは1ブレークに成功して取り返すも、第4セットでバグダティスに振り切られ、2時間10分で敗退。試合を通して、ペールは41本もの凡ミスを犯していた。
昨年の全米オープン1回戦でペールは
錦織圭(日本)を破り、その後も
T・ロブレド(スペイン)らに勝利してグランドスラム初のベスト16進出。さらに楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)準決勝でも錦織を下していた。
一方、全米オープンで3年ぶり2度目の3回戦進出を決めたバグダティスは、試合後に観客へ手を振り、コートへキスするパフォーマンスを見せて喜を露わにした。
ペールに勝利したバグダティス
3回戦では、予選勝者の
R・ハリソン(アメリカ)と対戦する。ハリソンは2回戦で第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)を破っての勝ち上がり。
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