テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、第6シードの
錦織圭(日本)が世界ランク96位の
B・ベッカー(ドイツ)を6-1, 6-1, 3-6, 6-3で下し、2年ぶりの初戦突破。試合後の会見では、審判の判定に異議を申し立てることが出来るチャレンジシステムについて話した。
>>全米オープン対戦表<<この日、第1・第2セットを連取して2セットアップとした錦織だったが、第3セットはベッカーの猛攻を受け第8ゲームでブレークを許す。そして、第9ゲームでは錦織が放ったショットがアウトの判定となり、チャレンジを要求。しかし、判定はアウトだった。
試合後、錦織は「チャレンジに関して、自信があった。絶対に機械が壊れているという感じだった。冗談です。納得いかないものは多少あった」と笑顔でコメントし「99パーセント、ラインの上にのっていた」と付け加えた。
第3セットを落とした錦織だったが、第4セットはゲームカウント6-3で取り、2時間10分で勝利した。
2回戦では世界ランク95位の
K・カチャノフ(ロシア)と対戦する。
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