男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス3回戦が行われ、第5シードの
錦織圭は世界ランク21位の
B・トミック(オーストラリア)に6-7 (1-7), 6-7 (5-7)のストレートで敗れ、大会初のベスト8進出を逃した。
>>W&Sオープン対戦表<<>>錦織vsトミック1ポイント速報<<この試合の第1セット、第4ゲームをラブゲームでサービスキープした錦織は、続く第5ゲームで最後鮮やかなドロップショットを決めてブレークに成功。
しかし、サービング・フォー・ザ・セットの第10ゲームでは40-15と2本のセットポイントを握るも、ダブルフォルトなどを犯してトミックにブレークバックを許した。
第11ゲームのリターンゲームでは0-30とリードしたが、ミスした時にはラケットを投げる場面もあった。
そして、タイブレークの末に第1セットを落とし、第2セットで腰をおさえるなど明らかに疲れが見える錦織は、3回戦で力尽きた。
両者は今回が4度目の対戦で、2勝2敗。
14日に行われたリオデジャネイロ・オリンピックの男子シングルス3位決定戦で、錦織は
R・ナダル(スペイン)をフルセットで破り、1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)銀メダリストの
熊谷一弥以来となる日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得する快挙を成し遂げていた。
今後は29日からの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場する予定。
勝利したトミックは準々決勝で、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で金メダルを獲得した第1シードの
A・マレー(英国)と
K・アンダーソン(南アフリカ)の勝者と対戦する。
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