男子テニスツアーのリコー・オープン(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、第7シードで33歳の
G・ミュラー(ルクセンブルグ)が第3シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)を7-6 (7-5), 7-6 (7-4)のストレートで下し、約3年10カ月ぶりに自身4度目の決勝進出を果たした。
この試合、ミュラーはビッグサーバーのカルロビッチのサービスの攻略に手こずるが、自身もファーストサービスが入った時に96パーセントの高い確率でポイントを獲得してブレークを許さず、第1・2セットともにタイブレークを制して勝利した。
33歳のミュラーはこれまでツアー優勝には至っておらず、今大会で初のタイトル獲得を狙う。
今大会は1回戦で
R・ハーセ(オランダ)、2回戦で
G・ガルシア=ロペス(スペイン)、準々決勝では第1シードの
D・フェレール(スペイン)を破っての勝ち上がり。
決勝では、2連覇を狙う第8シードの
N・マウー(フランス)と対戦する。両者は今回が初の対戦。
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