男子テニスツアーのリコー・オープン(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝、ATP250)は8日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク105位の
伊藤竜馬(日本)は第5シードの
S・クエリー(アメリカ)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
この試合、伊藤はクエリーにトータルで11本ものサービスエースを叩き込まれ、1度もブレークチャンスを掴むことが出来なかった。クエリーに2度のブレークを許した伊藤は、わずか57分で敗れた。
伊藤は今大会、1回戦で元世界ランク29位の
I・ドディグ(クロアチア)を6-3, 1-6, 6-0のフルセットで下しての勝ち上がりだった。
今季は、3月のマイアミ・オープン1回戦で
N・マウー(フランス)を破ってマスターズ大会初勝利をあげた。前週の全仏オープンでは予選1回戦で敗れ、2年連続の本戦出場とはならなかった。
また、今大会は日本勢から世界ランク117位の
西岡良仁(日本)が出場していたが、同196位の
S・コズロフ(アメリカ)に敗れ、初戦で姿を消している。
一方、勝利したクエリーは2回戦でS・コズロフと対戦する。コズロフは、同日の試合で第4シードの
S・ジョンソン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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