男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)への出場権をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)が6日に発表され、全仏オープンでベスト16進出の
錦織圭は180ポイントを加算するも変わらず4位。グランドスラム初のベスト4進出を果たした22歳のD・ティエムが720ポイント加算して5位に浮上し、錦織との差を80ポイントに縮めた。
>>全仏オープン対戦表<<錦織は全仏オープンの4回戦で地元の声援を受ける
R・ガスケ(フランス)に敗れ、ベスト16の結果に終わりクレーコート・シーズンに幕を下ろした。
ツアーはグラスコート・シーズンへと移行し、今後は13日開幕のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)に出場予定。
全仏オープンで自身初の4強入りを果たしたティエムは、今季ツアー3勝をあげている今1番勢いのある若手選手。準決勝ではジョコビッチに敗れるも、対戦後に「次世代を担う選手。テニスもとてもパワフルで、しかもバラエティーに富んだプレーもしている。」と称された。
ティエムは6日開幕のメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)に出場する。
11月13日からのATPワールドツアー・ファイナルは、今季の大会獲得ポイント上位8名が出場出来る。
6月6日付の最終戦出場ランキングは以下の通り。
1位:
N・ジョコビッチ(セルビア) 7,950ポイント
2位:
A・マレー(英国) 4,725ポイント
3位:
R・ナダル(スペイン) 2,930ポイント
4位:錦織圭 2,680ポイント
5位:D・ティエム 2,600ポイント
6位:M・ラオニチ 2,335ポイント
7位:
S・ワウリンカ(スイス) 2,325ポイント
8位:
D・ゴファン(ベルギー) 1,725ポイント
9位:
G・モンフィス(フランス) 1,675ポイント
10位:
T・ベルディヒ(チェコ共和国) 1,540ポイント
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