- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

初Vムグルサ「完璧な決勝戦」

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会14日目の4日、女子シングルス決勝戦が行われ、第4シードのG・ムグルサ(スペイン)が前年度チャンピオンで第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)を7-5, 6-4のストレートで下し、グランドスラム初優勝を飾った。

>>全仏オープン 女子対戦表<<

国籍はスペインだがベネズエラで生まれたムグルサは「スペインの国旗の元でプレーしてはいるけど、ベネズエラはいつも心の中にある。ベネズエラからも多くの応援をもらっている。」と、ベネズエラへの想いを語り「スペインだけではなく、2つの国のために戦っている。」と加えていた。

22歳のムグルサは、ベネズエラ出身の母とスペイン出身の父の元、ベネズエラのカラカスで生まれた。家族は彼女が小さい頃にスペインへ移住していた。

ムグルサはこの日のS・ウィリアムズからの勝利を「ベネズエラにとっても最高の勝利」と表し「テニスはもちろん、スポーツ全般がもっともっとベネズエラでも行われるべきだと思っている。もっも多くの子供達がテニスをしてほしい。」と、自身の想いを述べていた。

現在ムグルサを指導しているコーチのS・スミクは、以前V・アザレンカ(ベラルーシ)を指導し、2012年と2013年の全豪オープンの優勝と世界ランク1位へと導いた名コーチ。彼はムグルサの優勝を祝うために赤のボルドー・ワインを2年ぶりに口にすると語った。

「彼女(ムグルサ)は、本当に信じていた。この24時間、我々は優勝出来ると信じ続けていた。ここまでの2週間、ミスも少なく安定したプレーをしてきていた。それが自信に繋がった。どの試合に対しても、ちゃんとした準備をして臨んでいた。そして今日は、大きな大きな勝利を手にした。しっかり言うことを聞いてくれた彼女は、勝利に値する。」とムグルサとの良好な関係を示していた。

そして「彼女は心の中でちょっとパニックになっていたと思う。メラメラと炎が燃えたぎっていたに違いない。でもその感情も、そんな感情が沸いてくる場面も上手く対処していた。それをコーチとして見ていて、本当に素晴らしいと思えた。」とムグルサを称賛していた。

この日の勝利は、実はムグルサが全仏オープンで記録したセリーナからの2度目の勝利だった。2014年の同大会2回戦でも対戦していた両者。その時もムグルサは、前年度チャンピオンだったセリーナを6-2, 6-2のストレートで下す金星を飾っていた。

これでグランドスラム3大会連続で、女子シングルスで新しいチャンピオンが誕生したことになった。昨年の全米オープンではF・ペネッタ(イタリア)が、今年の全豪オープンはA・ケルバー(ドイツ)が優勝を飾り、そしてこの全仏オープンではムグルサが初優勝を飾った。

ムグルサはこの決勝戦前に、長年セリーナが女子テニス界を支配していたが、テニスファンは新しい女王の誕生への準備は出来ていると語っていた。

ムグルサは握った5度目のマッチポイントで放ったロブが、セリーナの頭上を抜くとベースライン上に落ちた瞬間に勝利が決まった。ムグルサは両手で顔を覆うと赤土に倒れ込み、スタンドで観戦していたコーチのスミクは両手を突き上げ喜びを表した。

ムグルサはそのロブを生涯忘れることはないだろう。

試合直後に現れたM・バルトリ(フランス)のオンコート・インタビューに答えたムグルサは「この日がどんな意味があるかを表す言葉が見つからない。スペインにとっても自分自身にとっても、ただただ驚きでしかない。」と喜びを表していた。

セリーナを下したことに対しては「本当に興奮している。必死で戦おうとしただけ。完璧な決勝戦だった。」と試合を振り返っていた。

グランドスラムの決勝戦で両者が対戦するのは今回が2度目だった。昨年のウィンブルドンの決勝戦でも対戦していた両者だったが、その時はセリーナが勝利を飾っていたが、今回はそのリベンジを果たしたムグルサが、グランドスラムで初めてタイトルを獲得した。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・ムグルサ初優勝 セリーナ阻止
・大坂 なおみ セリーナ抜き1位
・ドッグフード食べて体調崩す
(2016年6月5日9時00分)

その他のニュース

2月23日

躍進の世界60位 今季2度目の決勝へ (12時06分)

内山靖崇と綿貫陽介、予選敗退続く (11時05分)

世界31位 逆転勝ちで2連覇王手 (10時04分)

熱戦制しツアー17度目V「最高」 (8時43分)

史上最年少でWTA1000制覇 (7時30分)

2月22日

ダブルス賞金増額訴え「見下す人へ」 (16時07分)

元サッカー代表、テニスでも代表選出 (15時17分)

快勝で4強、連覇まであと2勝 (13時52分)

逆転勝ちで決勝進出「調子良い」 (11時58分)

世界86位がズべレフ撃破の金星 (10時58分)

ズベレフ 世界86位にまさかの逆転負け (9時56分)

激闘制しツアー17度目V王手 (9時09分)

17歳 史上最年少でWTA1000決勝進出 (7時47分)

2月21日

史上2度目「予選敗者」同士の準々決勝 (18時56分)

メドベージェフ 食中毒で途中棄権 (17時20分)

世界7位ルバキナ 5年ぶりの4強入り (16時00分)

全豪での怪我乗り越え 初の4強 (15時22分)

8度目のマッチポイント取り切り4強 (13時26分)

レーバー杯 今年の顔ぶれが徐々に決定 (11時37分)

ナダル 引退の盟友へ「素晴らしいキャリア」 (10時13分)

敗退「どうすればよかったのか分からない」 (8時14分)

アルカラス下し4強「最高の気分」 (7時27分)

2月20日

17歳が世界2位撃破、初の4強 (21時56分)

ズべレフ8強「持ち直せた」 (20時00分)

世界1位の有本尚紀と佐藤政大が2連覇 (19時07分)

世界2位シフィオンテク 8強入り (17時42分)

世界1位 ストレート負けで3回戦敗退 (16時30分)

ジョコ破った世界35位 激闘制し8強 (15時56分)

ストーカーにパニック「つらい経験」 (14時04分)

アルカラス 猛攻退け8強入り (13時14分)

44歳ヴィーナス、18歳新星らにWC (11時00分)

マイアミOP 大坂・内島ら出場選手一覧 (10時28分)

マイアミOP 西岡・錦織ら出場選手一覧 (8時26分)

ベルダスコ引退 ジョコと最後まで笑顔 (7時30分)

【動画】ルブレフ 17度目のツアー制覇!優勝の瞬間、両手突き上げる! (0時00分)

【動画】17歳アンドレーワ 史上最年少でWTA1000制覇!優勝の瞬間、誇らしげな表情 (0時00分)

【動画】世界2位ズベレフ撃破の金星!世界86位コメサナ 勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!