テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会11日目の1日、男子シングルス4回戦が行われ、第12シードの
D・ゴファン(ベルギー)に6-4, 2-6, 2-6, 3-6の逆転で敗れた世界ランク80位の
E・ガルビス(ラトビア)は、試合後の会見で不満を爆発させた。
>>全仏オープン 対戦表<<当初、この試合は30日に予定されていたが降り続く雨のため全ての試合がキャンセルされ、1日にやっと行われた。
この日も小雨が降る中でスタートしたが、雨が強くなり中断を余儀なくされていた。
2014年にベスト4進出を果たしていたガルビスは「そもそも、雨が降っているのに試合のためにコートへ向かうべきではないと思う。試合中に雨が降り始めたら、試合は出来る限り続けるけど、降っているのにコートへ向かうのは正しいとは思わない」と不満を口にしていた。
「ミュンヘンの大会では雪が降る中で試合をしなければならなかった。テニスはウィンター・スポーツではないんだ」と4月に出場した大会での出来事も加えていた。
そして、試合序盤のゴファンの態度にも納得がいかなかったことを明かした。
「ゴファンの行動も不思議だった。僕がサービスを打とうとする時に試合を止めたいと言っていた。それは全く正しい行動とは思えない。自分のサービスの時に要求するべきだ」と自身の想いを話した。
グランドスラムで自身初のベスト8進出を決めた25歳のゴファンは、同じく四大大会初の準々決勝へ進んだ第13シードで22歳のD・ティエムと、準決勝進出をかけて対戦する。
ティエムはこの日、
M・グラノジェルス(スペイン)を6-2, 6-7 (2-7), 6-1, 6-4で下して勝ち上がり。
(STATS - AP)
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