テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会11日目の1日、男子シングルス4回戦が行われ、第13シードD・ティエムが世界ランク56位の
M・グラノジェルス(スペイン)を6-2, 6-7 (2-7), 6-1, 6-4で下し、グランドスラム初のベスト8進出を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<連日の悪天候の影響により31日の試合が雨天中断となり、セットカウント1-1からの再開となったこの試合、ティエムは2度のブレークに成功して第3セットを取った。
その後、主導権を掴んだティエムはグラノジェルスにブレークチャンスを与えない安定したサービスゲームを展開し、第7ゲームで鮮やかなバックハンドウィナーを決めた。
敗れたグラノジェルス
準々決勝では、12シードの
D・ゴファン(ベルギー)と世界ランク80位の
E・ガルビス(ラトビア)の勝者と対戦する。
現在22歳のティエムは、今シーズンに3大会で優勝を飾った。現在ATP最終戦ランキング「RACE TO LONDON」(今季獲得ポイント)では
錦織圭に次ぐ6位としている。
一方、敗れたグラノジェルスは今大会、1回戦で第32シードのF・フォニュイーニ、2回戦で
N・マウー(フランス)を下して勝ち上がり、3回戦では第4シードの
R・ナダル(スペイン)の棄権によって、戦わずして4回戦進出を決めていた。
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