テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会3日目の24日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク47位で19歳の
B・チョリッチ(クロアチア)が同67位で18歳の
T・フリッツ(アメリカ)を6-3, 6-1, 6-3のストレートで下し、初戦突破を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、チョリッチはファーストサービスが入った時に82パーセントの確率でポイントを獲得して主導権を握り、リターンゲームでは7度のブレークに成功して勝利した。
チョリッチは2014年のATPアワードでシングルスランキング100位以内で最も若い選手に贈られる年間最優秀新人賞(The ATP Star of Tomorrow Award)を受賞するなど、将来を期待される選手の1人。
今シーズンは、1月のチェンナイ・オープン、4月のハッサン2世グランプリで決勝進出を果たすも、決勝で敗れており、
M・チリッチ(クロアチア)以来となる10代でのツアー優勝には至っていない。
昨年の全仏オープンでは
S・クエリー(アメリカ)、
T・ロブレド(スペイン)を下して3回戦に進出している。
2回戦では第20シードの
B・トミック(オーストラリア)と対戦する。両者は昨年のBNPバリパ・マスターズで対戦し、その時はストレートで敗れた。
一方、敗れたフリッツはグランドスラム初勝利とはならなかった。2月のメンフィス・オープンでは
錦織圭(日本)に敗れるも、ツアー大会初の決勝進出を果たしている。
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