男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
R・ナダル(スペイン)が
J・ソウサ(ポルトガル)を6-0, 4-6, 6-3のフルセットで退け、3大会連続のベスト4進出を決めた。
>>マドリッド・オープン対戦表<<この試合、第2セットの途中で雨が酷くなり、屋根が閉じられた。そのため試合は一時中断し、再開されてからはソウサにセットカウント1-1とされ、勝敗の行方はファイナルセットへもつれた。
その後、再び集中を高めたナダルはファイナルセットでソウサに1度もブレークポイントを与えず、逆にソウサから1度ブレークして2時間5分で勝利した。準決勝でナダルは、第8シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を6-3, 6-2で下した第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
昨年の決勝戦でもマレーと対戦したナダル。その時はストレートでマレーに敗れた。
先月のモンテカルロ・マスターズ準決勝でも対戦している両者。その時はナダルがマレーを逆転で下し、決勝では
G・モンフィス(フランス)を破って優勝を飾った。
「今年は去年と全く違う。自分の感触も変わっている。マレーは今日も良いプレーをしていたし、この大会を通して良いテニスをしている。きっと厳しい試合になるだろう。勝つためにはベストのプレーをしなければならない。去年のことを考えてはいけないし、去年と同じ結果にはならなければと願っている。」とナダルはマレーを警戒していた。
(STATS - AP)


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