男子テニスツアーのエストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、クレー、ATP250)は29日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードで世界ランク18位の
G・シモン(フランス)が第8シードで同50位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト4を前に大会から姿を消した。
両者初の対戦となったこの試合、シモンは2度のブレークチャンスを活かせず第1セットを落とすと、第2セットでは1度もブレークチャンスを掴めず、挽回の糸口を見いだせないまま1時間27分で敗れた。
現在31歳のシモンは、キャリア通算12勝、2009年1月には世界6位まで上り詰めた。今年1月の全豪オープン4回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し、3-6, 7-6 (7-1), 4-6, 6-4, 3-6と王者相手にフルセットの善戦を見せた。
一方、勝利した24歳のカレノ=ブスタは、準決勝で第3シードの
B・ペール(フランス)と対戦する。
同日の準々決勝では第2シードの
N・キリオス(オーストラリア)、第3シードのペール、
N・アルマグロ(スペイン)が4強入りを決めた。
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