男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は23日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
錦織圭が第6シードの
B・ペール(フランス)を6-3, 6-2のストレートで下し、大会3連覇へ王手をかけた。
>>バルセロナ・オープン対戦表<<昨年の全米オープン1回戦でペールにまさかの敗戦を喫した錦織は、2カ月後の楽天ジャパン・オープン準決勝でリベンジを狙ったが逆転負け。錦織はペールを苦手としていた。
この試合、第1セットの第5ゲームでブレークした錦織がゲームカウント3-2とリードすると、第1セットを先取。
その後も、ミスが目立ったペールに挽回を許さなかった錦織が、第2セットで1度ブレークを許すも3度のブレークに成功し、1時間7分の快勝で昨年のリベンジを果たした。
決勝では第1シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。
「この3年間は、ここでは最高の時間を過ごしている。だから明日の決勝戦でも、また素晴らしいプレーが出来ることを願っている。」と錦織は、決勝戦への意気込みを語った。
(STATS - AP)
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