男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は大会最終日の20日、シングルス決勝が行われ、3連覇を狙う第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)とマスターズ初優勝を目論む第12シードで同14位のM・ラオニチが激突する。
>>BNPパリバ・オープン対戦表<<第1シードのジョコビッチは準決勝で第4シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦。通算48度目の顔合わせとなったこの試合、両者は第1セットから接戦を繰り広げ、タイブレークの末にジョコビッチが7-5で先取。その後は更にギアを上げたジョコビッチがナダルを寄せ付けず1時間58分で勝利を手にした。
ジョコビッチは、過去のBNPパリバ・オープン男子で4度タイトルを獲得しており、今回は3連覇と大会5度目の優勝まであと1勝とした。
また、同日に行われた準決勝では第12シードのM・ラオニチと第15シードの
D・ゴファン(ベルギー)が対戦。ラオニチはトータルで11本のサービスエースを決め、掴んだ3度のブレークチャンスを全てものにして2時間で勝利した。
ラオニチは、過去のマスターズ大会決勝で2013年にナダル、2014年にはジョコビッチに敗れており、未だタイトル獲得には至っていない。今回はマスターズ大会初のタイトル獲得を狙う。
ジョコビッチとラオニチは今回が6度目の対戦で、過去はジョコビッチから5戦全勝。直近では昨年の全豪オープン準々決勝で対戦している。
両者の試合はセンターコートの第2試合に組まれ、日本時間21日の朝5時(現地20日の13時)以降に開始予定となっている。


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