女子テニスツアーのBMWマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード)は2日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク82位の
奈良くるみ(日本)は第6シードの
E・ブシャール(カナダ)に1-6, 2-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
この試合、奈良はブシャールの勢いに押されて1度もブレークチャンスを掴めず、挽回の糸口を見いだせないまま1時間5分で敗れた。
奈良は今大会、1回戦で元世界ランク5位の
D・ハンチュコバ(スロバキア)を6-4, 6-7 (4-7), 7-6 (12-10)の大接戦の末に下し、2回戦へ駒を進めていた。
今季は1月の全豪オープンでグランドスラム4大会連続の初戦突破を果たすも、2回戦では
M・ガスパリョン(ロシア)に敗れて2年ぶりの3回戦進出を逃した。
その後、2月上旬に行われた台湾オープンでは今シーズン初の8強入りを果たし、準々決勝では
土居美咲(日本)と対戦する予定だったが、奈良が足の負傷により棄権を申し入れて5度目の対決とはならなかった。
一方、勝利したブシャールは準々決勝で
K・チャン(台湾)とC・ブユカカイ(トルコ共和国)の勝者と対戦する。
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