男子テニスツアーのオープン13(フランス/マルセイユ、ハード)は20日、シングルス準決勝が行われ、第8シードの
B・ペール(フランス)は第4シードの
M・チリッチ(クロアチア)に2-6, 7-6 (7-3), 3-6のフルセットで敗れ、地元での決勝進出とはならなかった。
ペールは第2セットをタイブレークの末に取りファイナルセットへ持ち込むも、試合を通してチリッチに22本のサービスエースを叩き込まれ、1時間58分で敗れた。
今季は早期敗退が続いていた26歳のペールだったが、今大会の準々決勝で第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)を下し、ベスト4へ進出した。また、昨年には
錦織圭(日本)を2度破る活躍を見せていた。
一方、勝利したチリッチは、決勝でノーシードの
N・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスは2回戦で第5シードの
G・シモン(フランス)、準々決勝で第3シードの
R・ガスケ(フランス)、準決勝で第2シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)らシード勢を次々と破り、決勝へ駒を進めている。
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