テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/ メルボルン、ハード)は26日、男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第3シードの
R・フェデラー(スイス)が勝利、両者は決勝進出をかけて28日に行われる準決勝で対戦することになった。
>>全豪オープン対戦表<<ジョコビッチは準々決勝で第7シードの
錦織圭(日本)を6-3, 6-2, 6-4、フェデラーは第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を7-6 (7-4), 6-2, 6-4と、いずれもストレートで下す好調なプレーを披露していた。
数年前、フェデラーが世界ランク1位だった頃は、全豪オープンを含め、全てのグランドスラムで「ロジャーの世界」と呼ばれていたかもしれないが、今でも男子テニスのトップ選手の1人として君臨し、多くの企業がスポンサーへ名乗りを上げている。
世界ランク1位のジョコビッチは、そんなフェデラーとの準決勝で28日に大一番を迎える。これはライバルである両者の45度目の対戦で、ここまでの対戦成績は22勝22敗と分け合っている。
両者は昨年のウィンブルドンと全米オープンの決勝戦でも対戦しており、そのいずれも接戦からジョコビッチに軍配があがった。
そして、これがグランドスラムで15度目の対戦となる2人は、1968年のオープン化以降グランドスラムで最も多く対戦するカード。ジョコビッチと
R・ナダル(スペイン)は13度、フェデラーとナダルは11度、
J・マッケンロー(アメリカ)と
I・レンドル(アメリカ)は10度グランドスラムで対戦している。
(STATS - AP)
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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