男子テニスツアーのシーズン開幕戦であるブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は10日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)は第4シードの
M・ラオニチ(カナダ)に4-6, 4-6のストレートで敗れ準優勝に終わり、2連覇を逃した。
>>ブリスベン国際男子 対戦表<<昨年と同じ顔合わせとなった決勝戦、フェデラーはファーストサービスが入った時のポイント獲得率が80パーセント超えのラオニチを攻略することが出来ず、自身は2度のブレークを許して1時間27分で敗れた。
今回の結果、フェデラーは対ラオニチ戦を9勝2敗とした。
今大会、フェデラーは体調が万全ではない中、2回戦で
T・カムケ(ドイツ)、準々決勝で
G・ディミトロフ(ブルガリア)、準決勝で第8シードの
D・ティエム(オーストリア)を破っての勝ち上がりだった。
過去のブリスベン国際男子は2014・2015年に決勝進出。昨年は決勝でラオニチをフルセットの末に下して大会初の優勝を飾っていた。
一方、大会初優勝のラオニチは2回戦で
I・ドディグ(クロアチア)、準々決勝で
L・プイユ(フランス)、準決勝では
錦織圭(日本)を破った第7シードの
B・トミック(オーストラリア)を下し、2年連続の決勝進出だった。
また、今シーズンからフェデラーのコーチに就任した
I・リュビチッチ(クロアチア)氏は昨シーズンまでラオニチのコーチを務めていた。
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