女子テニスツアーのシーズン開幕戦であるブリスベン国際女子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は2日、シングルスの予選2回戦が行われ、世界ランク144位の
大坂なおみ(日本)が同167位の
A・リム(フランス)を6-1, 6-2のストレートで下し、本戦出場まであと1勝とした。
この試合、大坂は得意のサービスゲームでファーストサービスの確率を43パーセントまで落とし、トータルでリムに2度のブレークを許すも、自身は7度のブレークに成功。わずか56分で勝利を手にした。
本戦出場をかけて、予選第4シードの
K・ボンダレンコ(ウクライナ)と対戦する。
現在18歳の大坂は、ハイチ出身の父親と日本人の母親とのハーフで、恵まれた体格から「和製セリーナ」との声も高く、身長180センチを活かした高速サービスが持ち味でその速さは時速200キロまで及ぶ。
2015年はタイトル獲得とはならなかったものの、ダンロップ・ワールド・チャレンジ女子でベスト4進出を果たし、その後の世界ランキングでは自己最高位の143位を記録した。
■関連ニュース■
・大坂なおみが自己最高位へ・大坂なおみ 強烈なサービス披露・18歳大坂なおみ優勝 逆転V