2015年のグランドスラムで1番のアップセット(番狂わせ)だった試合をテニス365のツイッターでアンケート調査したところ、半数以上が
錦織圭の全米オープン初戦敗退と回答した。
【2015年 グランドスラムで1番のアップセット(番狂わせ)は?】回答数1,343票
全豪オープン3回戦 フェデラーvsセッピ 16パーセント(215票)
ウィンブルドン2回戦 ナダルvsブラウン 17パーセント(228票)
全米オープン1回戦 錦織vsペール 54パーセント(726票)全米オープン準決勝 セリーナvsビンチ 13パーセント(174票)
2014年の全米オープンでグランドスラム初の決勝進出を果たした錦織。今年の全米オープンでは日本人男女を通じて初となる四大大会最高の第4シードで出場し、1回戦で過去2連勝の
B・ペール(フランス)と対戦した。
錦織は第1セットを落とすも、第2・3セットを連取し、第4セットのタイブレークでは2本のマッチポイントを掴む。しかし攻め急いでミスを犯し、ペールに勢いを与えてしまった。
そして試合の流れを取り戻すことが出来ず、4-6, 6-3, 6-4, 6-7 (6-8), 4-6のフルセットで敗れ、初戦で姿を消した。
さら楽天ジャパン・オープン準決勝でも両者は顔を合わせ、連覇を狙った錦織はペールにまたも逆転負けを喫し、対戦成績を2勝2敗とした。
怪我により一時ツアーから離れていたが、今年7月にツアー初優勝を飾ったペール。好不調の波があり、相手からすると掴みにくい選手で、強烈なサービスとバックハンドを武器とする。
楽天ジャパン・オープンで準優勝を飾ってからも好調だったペールは、パリ・マスターズ1回戦では同胞の
G・モンフィス(フランス)と対戦。第1セットを落とし、第2セットではゲームカウント1-4とリードされも、バックハンドの強打に加え、キレのあるフォアハンドでモンフィスを攻め立て、2-6, 7-6 (9-7), 6-4で逆転勝利した。
その後は下部大会のチャレンジャーで優勝を飾り、世界ランキングを自己最高の19位で今シーズンを終えた。
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