テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のフィリピンラウンド(フィリピン/マニラ、ハード)は6日、
奈良くるみ(日本)が所属するジャパン・ウォリアーズとシンガポール・スラマーズの対戦が行われ、ジャパン・ウォリアーズはゲームカウント20-29で敗れ、4連敗を喫した。
>>IPTL対戦カード<<第1試合のレジェンドシングルスでは
M・サフィン(ロシア)が
C・モヤ(スペイン)に4-6で敗れるも、第2試合の男子シングルスでは
L・パエス(インド)/ PH・エルベール(フランス)組が
M・メロ(ブラジル)/
D・ブラウン(ドイツ)組に6-5 (7-6)の接戦を制した。この時点でゲームカウントは10-11。
第3試合には、日本ラウンドのフィリピン・マーベリックス戦で世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)を6-4で破る金星をあげた奈良が登場。18歳の
B・ベンチッチ(スイス)と対戦するも、2-4とベンチッチにリードを許した時点で
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)と交代し、コートを去った。その後、ルチッチ=バーロニが健闘するも2-6で敗れた。
続く第4試合の男子シングルスでは、
P・コールシュライバー(ドイツ)が
N・キリオス(オーストラリア)と接戦を繰り広げ、シュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)へ突入するも5-6 (5-7)で敗れると、第5試合のミックスダブルスでエルベール/ ルチッチ=バーロニ組がキリオス/ ベンチッチ組に3-6で挽回とはならなかった。
ジャパン・ウォリアーズは、神戸で行われたジャパンラウンドでインディアン・エーシーズ、UAE・ロイヤルズ、フィリピン・マーベリックスの3チームと対戦するも全て敗れており、今回の敗戦で4連敗を喫した。
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<対戦結果は以下の通り。
【ジャパン・ウォリアーズ vs シンガポール・スラマーズ 20-29】
1.レジェンドシングルス
M・サフィン 4-6 C・モヤ
2.男子ダブルス
L・パエス/ PH・エルベール組 6-5 (7-6) M・メロ/ D・ブラウン組
3.女子シングルス
奈良くるみ(交代:M・ルチッチ=バーロニ) 2-6 B・ベンチッチ
4.男子シングルス
P・コールシュライバー 5-6 (5-7) N・キリオス
5.ミックスダブルス
PH・エルベール/ M・ルチッチ=バーロニ組 3-6 N・キリオス/ B・ベンチッチ組
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
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