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男子で世界ランク８位の錦織圭は２３日に自身のブログを更新し、最終戦のATPワールド・ツアーファイナル（イギリス/ロンドン、ハード）で完敗した同１位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）について綴った。

＞＞ツアーファイナル組合せ表＜＜

錦織は第８シードでグループ・スタン スミスに入り、初日の予選ラウンドロビンで第１シードのジョコビッチと対戦した。

しかし、鉄壁のディフェンスを崩すことが出来ず1-6, 1-6の完敗を喫し「久しぶりにこてんぱんにやられましたね。彼が強すぎました。」と脱帽。

続けて「ジョコのディフェンス力は異常なほどでした。」と１度もブレークチャンスを握ることが出来なかった錦織。自身のサービスゲームは「キープするのが大変でした。」と２ゲームを取るのが精一杯だった。

結果、王者ジョコビッチは決勝戦で第３シードのＲ・フェデラー（スイス）をストレートで破り、大会史上初の４連覇を達成、さらに大会５度目の優勝を飾った。

今季ジョコビッチはツアーファイナルで１１勝目をあげ、そのうち全豪オープン・ウィンブルドン・全米オープンのグランドスラム３大会で優勝。またマスターズでは史上初の同一シーズン６大会制覇を果たした。戦績は８２勝６敗で、勝率約９３パーセントと他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけて、今シーズンを終えた。

２年連続の決勝トーナメント進出とはならなかった錦織だが「このロンドンに２年連続出れてトップ１０もキープできて少しずつですが強くなっているはずです。」と確かな手応えを感じていた。

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