男子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード)は2日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)はノーシードの
B・ベッカー(ドイツ)に4-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
これまでキャリア3勝をあげているディミトロフだが、今年はタイトル獲得に至っておらず、各大会で好成績を残せずに苦しいシーズンとなっている。今年7月にはロジャー・ラシード氏とのコーチ契約を解消した。
勝利したベッカーは、準決勝で第1シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。フェレールは準々決勝で
M・ククシュキン(カザフスタン)をストレートで破っての勝ち上がり。
その他では第2シードの
F・ロペス(スペイン)と第7シードの
N・キリオス(オーストラリア)も4強入りしており、両者は準決勝で対戦する。
今大会には日本勢も出場したが、
伊藤竜馬(日本)は2回戦でキリオスに敗退、予選を突破した
杉田祐一(日本)は
R・シュティエパネック(チェコ共和国)、
内山靖崇(日本)はポスピシルに初戦で敗れた。
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