男子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード)は1日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が
J・ソウサ(ポルトガル)に2-6, 6-3, 6-4の逆転で勝利し、ベスト8進出を決めた。
全米オープンで2回戦敗退以降は公式戦に出場していなかったディミトロフ。今回の試合では7本のダブルフォルトを犯しソウサに3度のブレークを許するも、2時間7分で約1カ月ぶりの勝利を飾った。
準々決勝では
B・ベッカー(ドイツ)と対戦する。ベッカーは2回戦で第6シードの
J・シャーディ(フランス)を逆転で破っての勝ち上がり。
敗れたソウサは前週のサンクトペテルブルク・オープン決勝で
M・ラオニチ(カナダ)に敗れるも準優勝を飾っていた。
この日は第1シードの
D・フェレール(スペイン)、第2シードの
F・ロペス(スペイン)、第8シードの
V・ポスピシル(カナダ)らも8強入りを決めている。
今大会には日本勢も出場したが、
伊藤竜馬(日本)は2回戦で第7シードの
N・キリオス(オーストラリア)に敗退、予選を突破した
杉田祐一(日本)は
R・シュティエパネック(チェコ共和国)、
内山靖崇(日本)は第8シードのV・ポスピシルにそれぞれ敗れ初戦で姿を消した。
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