テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は13日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)を6-4, 5-7, 6-4, 6-4で下して4年ぶり2度目の優勝を飾った第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が、試合後のインタビューで決勝戦を振り返った。
>>全米オープン対戦表<<今回のタイトル獲得により、キャリア通算55勝目、グランドスラムでは10度目の優勝となったジョコビッチ。
WOWOWの中継で、試合後には「非常に厳しい試合だった。」と語っていた。
フェデラーとは通算42度目の顔合わせで、今回の勝利により対戦成績は21勝21敗となった。
決勝戦については「僕はいつでもコートに来たときはベストを尽くす。彼(フェデラー)がアグレッシブにプレーしてくれることも分かっている。そして、高いレベルであることも知っている。このトロフィーを僕が勝ち取ること、それが出来たことが信じられないほど大変だった。」と、話していた。
第4セットのゲームカウント5-2でサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたジョコビッチであったが、フェデラーの怒涛の追い上げでブレークを許し、そこから2ゲームを連取されてしまう。
「今日は第4セットの5-2でサービスをしていた時、最後のポイントの争いは厳しいものだった。」と話すように、ジョコビッチからするとメンタル面でダメージを受ける場面であったが、世界ランク1位の意地を見せ、第10ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチを取りきり見事大会2度目の優勝を手にした。
最後に「自分が勝てた時は本当にほっとした。この勝利を本当に満喫したいと思う。」と述べ、喜びを噛み締めながら優勝トロフィーを受け取っていた。
(引用元WOWOW)
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