男子テニスツアーのキャンベル殿堂テニス選手権(アメリカ/ニューポート、芝)は13日、 男子シングルス1回戦が行われ、
伊藤竜馬(日本)が主催者推薦枠で19歳の
N・ルービン(アメリカ)を6-3, 6-7 (7-9), 6-4と苦戦するもフルセットで2回戦進出を決めた。
伊藤は試合を通してファーストサービスのポイント獲得率が84パーセントと高く、ルービンには1度もブレークチャンスを与えなかった。
1ブレークに成功して第1セットを先取した伊藤は、第2セットで2度のブレークチャンスをものに出来ずタイブレークの末に落としてしまう。
しかし、第3セットで集中力を高めた伊藤は、ファーストサービスが入った19本中18本をポイントに繋げ、1度ブレークに成功して2時間2分のフルセット戦を制した。
2回戦で伊藤は、第7シードの
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。
過去同大会で伊藤は、2010年に予選に挑戦するも敗退。昨年は本戦から出場し、1回戦突破したがジョンソンとの2回戦は、3-6, 0-2のところで途中棄権を申し入れていた。今回ジョンソンとは2年連続の2回戦での対戦となり、伊藤にとって昨年のリベンジマッチとなる。
伊藤は、12日まで行われていたウィンブルドンの予選に出場していたが、予選2回戦で
守屋宏紀(日本)に接戦の末に敗れて本戦出場を逃していた。
その後、チャレンジャー大会に出場するも初戦敗退となっていた。
今大会には、伊藤の他に日本勢からは
杉田祐一(日本)が出場しており、1回戦で世界ランク127位の
R・ハリソン(アメリカ)と対戦する。
また、今大会のシード勢は、第1シードに
J・イズナー(アメリカ)、第2シードに
I・カルロビッチ(クロアチア)、第3シードに
B・トミック(オーストラリア)、第4シードに
J・ソック(アメリカ)、第5シードに
A・マンナリノ(フランス)、第6シードに
S・クエリー(アメリカ)、第7シードにジョンソン、第8シードに
T・スミチェク(アメリカ)となっている。
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