- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

キリオスらに侮辱発言で謝罪

オーストラリアを代表して女子水泳競技でオリンピックに出場していたドーン・フレーザーは、男子テニスで世界ランク29位のN・キリオス(オーストラリア)と同26位のB・トミック(オーストラリア)に対して自身が発した、お手本となる選手にならないのなら両親の生まれ故郷へ帰るべきなどの厳しい発言に対して素直に謝罪する見解を表した。

【会場でしか買えない 全英タオル】

77歳のフレーザーは、4個の金メダルを含め8個のメダルをオリンピックで獲得した女子水泳競技選手。

彼女は火曜日に地元オーストラリアのテレビ局のインタビューに答え、現在行われているウィンブルドンでのキリオスやトミックの短気な振る舞いに対して「この素晴らしい我々のオーストラリアと言う国の次世代の若者に対して、より良いお手本になるべき。もしそれが嫌なら、両親が生まれた場所へ帰りなさい。」と火曜日に発言していた。

オーストラリアで生まれたキリオスは、父親がギリシャで母親がマレーシアの出身。ドイツ生まれのトミックはクロアチア人の父とボスニア生まれの母の元生まれた。そしてトミックが3歳の時に家族はオーストラリアへと移住していた。

フレーザーの発言はソーシャルメディアなどで炎上。当初はその偏見などを弁解していたが、その後キリオスやトミックに対して謝罪するコメントを出していた。

「今朝私が出した、ニック(キリオス)やその家族を含め同じオーストラリアの人達に向けて侮辱に値するコメントに対して、素直に謝りたいと思います。」とフレーザーは謝罪のコメントを火曜日の午後に出していた。

フレーザーはキリオスの態度に対して、あの若さで大金と名声を手にしてしまった結果ではと問われ「もしあんな態度を続けるなら、ここオーストラリアに彼等は必要ない。」と答えていた。

20歳のキリオスはその発言に対して自身の公式ツイッターで「明らかな人種差別、オーストラリアのレジェンドなのに」と呟いていた。

キリオスの母のニルはツイッターで「ドーン・フレーザーの嫌らしい人種差別的な発言にはコメントはない。ただ彼女は言い過ぎている」と思いを呟いていた。

オーストラリアの人種差別委員会のティム・スートフォマセーン氏はナショナル・プレス紙に向けて「ドーン・フレーザーのような発言に反して、ほとんどのオーストラリア人は移住して来た人達やその子孫に対して祖国へ帰れなどと言う事はない。」と自身の見解を述べていた。

当初フレーザーは自身のコメントを肯定していた。

「もし私の発言をそのように受け取るなら、そんな受け取り方をする事を遺憾に思う。しかしながら、私自身は全くもって人種差別主義者などではない。」とメディアに語っていた。

「私が言ったのは、もし彼等がオーストラリア人としていたいと思わないのなら、両親の生まれ故郷へ帰るべきではないかと言う事。それは人種差別などではない。その発言が人種差別的に受け取られてしまっている。そんなつもりはそもそもなかった。」

フレーザーの発言は、キリオスが月曜日にR・ガスケ(フランス)の前に4回戦敗退した後に出されていた。

キリオスは第2セットで主審ともめる場面があり、その直後となる第3ゲームのガスケのサービスゲームで、リターンを故意にしないような素振りを見せた事で観客からブーイングを浴びていた。

キリオスは敗戦となったガスケ戦の最中に故意に負けるような仕草や、やる気のない素振りに反する発言を弁解せざるを得なかった。彼は大会を通して試合中に何度も主審ともめる姿が見受けられていた。

フレーザーは記者からの質問に答え、「本当にうんざり。彼がコートに立ってやる気のないプレーをするなんて。全く酷いこと。」とコメントしていた。

また彼女は、ウィンブルドンで早期敗退したトミックがオーストラリア・テニス協会へ向けて攻撃的なコメントを出した事に対しても意見を述べていた。トミックもキリオスも、その短気な振る舞いは世間に知られている。

フレーザーは現役時代、自由奔放過ぎる行動を取る選手でも知られていた。彼女は1964年の東京オリンピックでは、皇居の外に掲げられていた国旗を故意に盗んだとして逮捕されていた。しかしその後、処罰を下される事なく釈放されていた。

オーストラリア水泳協会はフレーザーに10年間の出場停止処分を下したが、のちにその処分は撤回された。

>>ウィンブルドン対戦表<<

ウィンブルドンタオル




■関連ニュース■ 

・暴れん坊キリオスが大荒れ
・キリオス 3度の警告で失格寸前
・強烈なサービス キリオス茫然


■最新ニュース■ 

・ガスケ 片手バックハンド伝授
・初8強の夢 ジョコに阻まれる
・ジョコ 試合中は時折イライラ
(2015年7月8日12時09分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

2月21日

史上2度目「予選敗者」同士の準々決勝 (18時56分)

メドベージェフ 食中毒で途中棄権 (17時20分)

世界7位ルバキナ 5年ぶりの4強入り (16時00分)

全豪での怪我乗り越え 初の4強 (15時22分)

8度目のマッチポイント取り切り4強 (13時26分)

レーバー杯 今年の顔ぶれが徐々に決定 (11時37分)

ナダル 引退の盟友へ「素晴らしいキャリア」 (10時13分)

敗退「どうすればよかったのか分からない」 (8時14分)

アルカラス下し4強「最高の気分」 (7時27分)

2月20日

17歳が世界2位撃破、初の4強 (21時56分)

ズべレフ8強「持ち直せた」 (20時00分)

世界1位の有本尚紀と佐藤政大が2連覇 (19時07分)

世界2位シフィオンテク 8強入り (17時42分)

世界1位 ストレート負けで3回戦敗退 (16時30分)

ジョコ破った世界35位 激闘制し8強 (15時56分)

ストーカーにパニック「つらい経験」 (14時04分)

アルカラス 猛攻退け8強入り (13時14分)

44歳ヴィーナス、18歳新星らにWC (11時00分)

マイアミOP 大坂・内島ら出場選手一覧 (10時28分)

マイアミOP 西岡・錦織ら出場選手一覧 (8時26分)

ベルダスコ引退 ジョコと最後まで笑顔 (7時30分)

2月19日

世界4位 脚負傷→続行も3回戦敗退 (23時18分)

快進撃の18歳下し初戦突破 (21時24分)

ズべレフ 世界69位に辛勝 (19時02分)

日本 BJK杯ファイナル予選 対戦日程 (17時55分)

世界3位 ストレート負けで16強逃す (16時59分)

試合にストーカー現れ選手パニック (16時22分)

メド 逆転勝ちで初戦突破  (15時10分)

世界2位 快勝で5年連続16強 (12時25分)

脚引きずりながらチチパス撃破 (11時12分)

ジョコ撃破「一生懸命努力した」 (9時41分)

錦織圭 ハイレベル下部大会に出場へ (8時42分)

ジョコ 8年半ぶり1回戦敗退 (7時40分)

【動画】激しいラリーの末、パッシングを決めたドレイパー (0時00分)

【動画】ルブレフがデ ミノーに勝利した瞬間! (0時00分)

【動画】レヘチカがアルカラス撃破! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!