女子テニスツアーのニュルンベルガー・カップ(ドイツ/ニュルンベルク、レッドクレー、賞金総額250,000ユーロ、優勝賞金34,677ユーロ)は21日、シングルス準々決勝が行われ、予選を勝ち抜いた世界ランク112位の
土居美咲(日本)は元世界ランク5位で第2シードの
A・ケルバー(ドイツ)に2-6, 3-6のストレートで敗れ、今季初の準決勝進出とはならなかった。
両者は今回2度目の対戦となり、土居美咲はケルバーとの対戦成績を0勝2敗とした。
サウスポー対決となったこの試合、第1セットで土居美咲は得意のフォアハンドで攻めて1度のブレークに成功するも、ケルバーに3度のブレークを許してしまいこのセットを落とす。
続く第2セット、第1ゲームで土居美咲はケルバーに序盤でブレークされるが、第4ゲームで粘りを見せてブレークバックに成功。
しかし、土居美咲はバックのダウンザラインを鮮やかに決めて流れを掴もうとするも、ケルバーが放つ鋭いコースのボールに圧倒され、第7・9ゲームでブレークされる。最後は土居美咲のバックハンドがネットにかかり、1時間6分で敗れてベスト4進出を逃した。
土居美咲は今季、1月に行われたITFサーキットの香港大会で優勝を果たし、2月に行われたパタヤ・タイ・オープンでは2回戦で世界ランク24位で大会第1シードの
S・ペン(中国)を破って今季ツアー初のベスト8進出を果たしている。
一方勝利したケルバーは準決勝で、同日に行われた準々決勝で第7シードの
奈良くるみ(日本)を下した第4シードの
R・ビンチ(イタリア)と対戦する。
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