- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

英国8強王手 5時間の死闘制す

男子国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦は6日に初日を迎え、J・ワード(英国)J・イズナー(アメリカ)との6-7 (4-7), 5-7, 6-3, 7-6 (7-3), 15-13の死闘を制すと、ふらつきながらコートサイドのA・マレー(英国)へ歩み寄り、マレーの腕の中へ崩れ落ちた。

世界ランク111位のワードはこれまでも祖国を代表して戦うデビスカップでは、自身のプレーの質を高めていた。この日も第1・第2セットをアメリカのエースで世界ランク20位のイズナーに先取されながらも、逆転劇を演出しイギリスが2勝0敗と早くも勝利に王手を掛けた。

4時間57分に渡ったこの試合は、1989年にタイブレーク制が導入されて以来、アメリカ・チームが経験した最長試合となった。

この日、第1試合で行われたシングルスでは、マレーがD・ヤング(アメリカ)を6-1, 6-1, 4-6, 6-2と危なげ無い勝利を飾ったものの、第2試合の熱戦で忘れ去られるほどだった。

マレーの生まれ故郷であるスコットランドのグラスゴーで行われているこの対戦でマレーは、2013年のウィンブルドン優勝後初めてのスコットランドでの公式戦だった。会場のエミレーツ・アリーナはワードの勝利で歓喜に溢れ、昨年の1回戦に次ぐイギリスの勝利が目前となった。昨年もイギリスはアメリカと1回戦を行い3勝1敗で勝利していた。

ワードが掴んだ6度目のマッチポイントで、イズナーがバックハンドのボレーをネットにかけた瞬間に、ワードはラケットを投げると胸を叩いて天を仰いだ。そしてイギリス監督のL・スミス氏と抱き合い観客からの拍手に酔いしれながら、疲れ果てた表情を見せてマレーの元へと歩み寄ると涙が溢れそうになっていた。

「イズナーとの5時間近い戦いは簡単なものではない。彼がした試合より長い試合は嬉しいものさ。」と、2010年のウィンブルドンで、史上最長となる11時間の試合をN・マウー(フランス)と戦ったイズナーからの勝利の喜びを語っていた。

ワードはこれでデビスカップでの5度目の5セットマッチの試合で、4度目の勝利を手にした。

頭を下げ首にタオルを巻いて会場を去るイズナーには詰め掛けた7700人の観客から盛大な拍手が起きた。しかしイズナーはデビスカップでの5セットマッチの試合では、これで5戦全敗となったが、セットカウント2ー0とリードしてからの敗戦となったこの日の試合は、特に痛い敗戦となった。

「本当に辛い。今夜は眠れそうにないね。とにかく悲惨だ。まさに精神的に動揺している。」とイズナーは唇が震えながら語り、右膝には多くのテーピングが施されていた。

マレーは終止コートサイドからワードに声援を送っていた。そして勝った瞬間は、自身がヤングに勝った瞬間よりも嬉しそうな表情を見せていた。

その後マレーは自身の公式ツイッターで「洋服を全て着替えてグラスゴーの街を走る時間さ。ワードにはすっかりやられたよ。」と興奮冷めやらぬ様子を綴っていた。

イギリス対アメリカの組み合わせは以下の通り。

【大会1日目】
・シングルス第1試合:
○A・マレー vs
●D・ヤング 6-1, 6-1, 4-6, 6-2

・シングルス第2試合:
○J・ワード vs
●J・イズナー 6-7 (4-7), 5-7, 6-3, 7-6 (7-3), 15-13

【大会2日目】
・ダブルス第1試合:
D・イングロット/ J・マレー(英国) vs
B・ブライアン(アメリカ)/ M・ブライアン(アメリカ)

【大会3日目】
・シングルス第1試合:
A・マレー vs J・イズナー

・シングルス第2試合:
J・ワード vs D・ヤング


■関連ニュース■ 

・マレー 複は「あるかもしれない」
・マレー 出場は2試合のみ
・マレー 地元でファン掴めるか


■最新ニュース■ 

・セルビア 逆転勝利で8強王手
・錦織「自身を持って出来た」
・錦織勝利 日本1勝1敗


■最新動画■ 

・ジョコビッチが世界王者の意地を見せる
・全豪で4強入りしたドディグ/メロ組特集
(2015年3月7日13時08分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

9月17日

フォンセカ、フェデラーと緊張の初対面 (15時39分)

柚木武 元世界1位と複出場へ (14時44分)

エナン、日本開催Jr大会アンバサダーに (13時47分)

ジョコ 異競技の“超人”を称賛 (11時14分)

差別騒動の米選手 立場逆転で非難殺到 (9時34分)

40歳ワウリンカ 17歳新星に貫禄勝ち (8時15分)

9月16日

ダニエル太郎 シード撃破し本戦王手 (18時40分)

坂本怜 元世界16位に屈し予選敗退 (18時23分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎・坂本怜 予選1回戦 (14時00分)

大坂なおみ 3大会連続出場へ (13時49分)

全仏OP4強の22歳 ハードで初白星 (12時27分)

19歳大活躍 チチパスら撃破 (10時50分)

加藤未唯 今季20度目の初戦敗退 (8時06分)

9月15日

ルードが父に、婚約者の妊娠発表 (15時47分)

大坂なおみら 日本勢最新世界ランク (14時53分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (13時53分)

40歳ワウリンカ 最年長Vならず (12時14分)

デ杯 ファイナル進出国が決定 (10時51分)

17歳 今季最年少V達成 (9時21分)

烈火のごとき19歳 快進撃でツアー初V (8時18分)

9月14日

岡村恭香 勝利目前からまさかの敗退 (17時04分)

徳田廉大が国際大会15度目V (15時33分)

上杉海斗/渡邉聖太ペア 準優勝 (14時45分)

17歳 WTA500で決勝へ (13時28分)

珍サーブで奇襲「見たことない」 (12時05分)

急成長23歳 ツアー初の決勝進出 (10時19分)

痙攣で倒れ込むも世界8位撃破の金星 (9時16分)

ワウリンカ 40歳で2度目の決勝進出 (8時10分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!