2015年3月6日から8日にかけて行われる男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦、日本対カナダの組み合わせが5日発表され、大会1日目の1試合目に
伊藤竜馬(日本)と
M・ラオニチ(カナダ)、2試合目に
錦織圭(日本)と
V・ポスピシル(カナダ)が対戦する。
世界ランク85位の伊藤と同ランク6位のラオニチは下部大会を含め6度目の対戦となり、これまでの対戦で伊藤はラオニチに1勝4敗としている。
最後に対戦したのは2012年のロンドンオリンピック1回戦で、その時はストレートで敗れており、伊藤が唯一勝利しているのは2010年、韓国のプサンで行われた下部大会でその時のサーフェスはハードコートとなっている。
同ランク4位の錦織と同ランク62位のポスピシルは今回が初対戦となる。
ポスピシルは現在24歳で193cmの長身から繰りだされるビッグサーブを武器に現在はランキングを落としているが、自己最高位は昨年1月に記録した25位まで上げた経験を持つ。
ポスピシルはシングルスのツアー優勝は無いが、ダブルスで3勝をあげており、昨年のウィンブルドンでは
J・ソック(アメリカ)と組み、決勝で
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組を破りキャリア、グランドスラム初タイトルを獲得。
その後7月に行われたアトランタ・オープンでは再びソックと組み2度目の優勝、昨年10月に行われたスイス・インドアでは
N・ジモニッチ(セルビア)と組み3勝目を上げ、シングルスだけでなくダブルスの才能も開花した。
昨年2月に日本の有明で行われたカナダとのワールドグループ1回戦では、ラオニチとポスピシルが怪我のため揃って欠場し、日本が4-1で勝利しワールドグループ制以降初のベスト8進出を決めた。
この試合の勝利した国は準々決勝でベルギーとスイスの勝利国と対戦する。
大会1日目のシングルス1試合目は日本時間7日午前7時(現地時間6日午後2時)から行われる。
日本とカナダ戦の組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:
伊藤竜馬 vs M・ラオニチ
・シングルス第2試合:
錦織圭 vs V・ポスピシル
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:
添田豪(日本)/
内山靖崇(日本) vs
D・ネスター(カナダ)/ V・ポスピシル
【大会3日目】
・シングルス第1試合:
錦織圭 vs M・ラオニチ
・シングルス第2試合:
伊藤竜馬 vs V・ポスピシル
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