テニス用品メーカー ヨネックス株式会社は世界初の浸透技術SIF 製法(Silicone oil Infused Filament)によって、ストリングが大きく動いて素早く復元する“スナップバック”性能を高め、スピンが掛かりやすいことから相手を追い込むショットを可能にし、更にその効果が長時間持続するポリエステルテニスストリング『ポリツアースピンG125』を2014年10月下旬に発売する。
スピンはボール打球時にずれたストリングが元に戻ること(スナップバック)によって生まれるが、ストリングが動きやすいことを特長とする従来のストリングでは、潤滑効果のあるシリコーンオイルを表面のみにコーティングするため、打球のたびにコーティングが剥がれ、性能が低下する問題があった。
しかし、今回発売となる『ポリツアースピンG125』は、世界初の浸透技術SIF 製法を採用し、ストリングの内部にまでシリコーンオイルを浸透させることで潤滑性能を向上させ、その効果が持続する。また、ストリングの断面を5角形にすることで、ボールが引っかかりやすくなり、相乗効果でスピン性能が向上し、相手を追い込むショットで試合を有利に進めることができる。
構造図
【構造図】
○ハイポリマーポリエステル
○5角形モノフィラメント
断面を5角形にすることで、ボールがより引っかかりスピンがかかる。
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