テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は5日、男子ジュニア部門のダブルス準決勝が行われ、第6シードのO・ジャシカ(オーストリア)/
中川直樹(日本)組がF・バルディ(イタリア)/ L・ ミドラー(オーストリア)組を2-6, 6-1, 13-11の逆転で下し決勝進出を決めた。
この試合、ジャシカ/ 中川直樹組はファーストサービスが入った時72パーセントの確率でポイントを獲得し、両者3度のずつのブレークからスーパータイブレークに突入するも競り勝ち、58分で勝利した。
勝利したジャシカ/ 中川直樹組は決勝でR・マトス(ブラジル)/ J・メネゼス(ブラジル)組と対戦する。
中川直樹が優勝した場合、2006年全仏オープンジュニアのダブルスで
錦織圭(日本)がM・マサ(アルゼンチン)と組み出場した時以来、日本人選手8年ぶりの優勝となる。
今大会ジュニア部門でダブルスに出場しているその他の日本勢は福田創楽(日本)/ C・オー(韓国)組が2回戦進出、
松村 亮太郎(日本)/
山崎純平(日本)組と越智真(日本)/
高橋悠介(日本)(日本)組は1回戦敗退としている。
シングルスには山崎純平、中川直樹、松村 亮太郎、福田創楽、高橋悠介らが出場したが、いずれも1回戦敗退としている。
また、近年では中川直樹が今年のウィンブルドンジュニアでダブルスベスト4、
西岡良仁(日本)が2012年全米オープンジュニア単複ベスト4進出、
内田海智(日本)が2011年、ウィンブルドンジュニアでシングルスベスト4、2012年全豪オープンジュニアでシングルスベスト8、全米オープンジュニアではシングルスベスト4という成績を残している。
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