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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は３０日、男子シングルス３回戦が行われ、第５シードのＳ・ワウリンカ（スイス）がＤ・イストミン（ウズベキスタン）を6-3, 6-3, 6-4のストレートで下し、５年ぶりの４回戦進出を決めた。

この試合、ワウリンカは試合を通して１２本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に８３パーセントと高い確率でポイントを獲得した。さらに５度のブレークチャンスから４度ブレークに成功して、１時間２７分で勝利をおさめた。

第１セットは、ゲームカウント２－３から４ゲーム連取して、ゲームカウント６－３で先取する。

第２セットでは、イストミンが体の不調を訴える場面もあったが、試合はそのまま続行。第６ゲームは、前にボールを取りに行ったワウリンカが滑って転倒し、腰をおさえる姿も見られたが、このセットもゲームカウント６－３で連取した。

第３セットでは、第１ゲームからイストミンのサービスゲームをラブゲームでブレークに成功。その後はサービスキープでゲームカウント６－４で勝利した。

４回戦でワウリンカは、第９シードのＪ・アイズナー（アメリカ）と第１９シードのＦ・ロペス（スペイン）の勝者と対戦する。

ワウリンカは、今年の全豪オープン決勝でＲ・ナダル（スペイン）を下して、グランドスラム初のタイトルを獲得していた。

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しかし、先日の全仏オープンでは、１回戦でＧ・ガルシア=ロペス（スペイン）に敗れ、まさかの初戦敗退を喫していた。

《ワウリンカ初戦敗退の記事はこちら》

過去同大会でワウリンカは、２００５・２００７・２０１０・２０１２・２０１３年に１回戦敗退、２００８・２００９年に４回戦進出したのが最高成績となっており、同大会では良い成績を残せていない。

今回は２００９年以来の５年ぶり４回戦進出となり、グランドスラム２度目のタイトル獲得に期待がかかる。