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男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ルーマニア/ブカレスト、クレー)は27日、シングルス決勝が行われ、主催者推薦として第1シードで出場のG・ディミトロフ(ブルガリア)が前回優勝者のL・ロソル(チェコ共和国)を7-6 (7-2), 6-1で下し、ディミトロフが大会初優勝を果たした。
この試合、ディミトロフはファーストサービスが入った時84パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ロソルのサービスゲームを4度のブレークに成功し1時間20分で勝利した。
第1セットは両者1度づつのブレークから接戦が続きタイブレークにもつれるも7-2でディミトロフが獲得。
第2セットはディミトロフが調子を上げ、ロソルにブレークチャンスを与える事無く、ロソルのサービスゲームを3度ブレークに成功しゲームカウント6-1で勝利した。
敗れたロソルは昨年の優勝者であり、その時ツアー念願の初優勝を果たしていた。
また、昨年の同大会が始まる直前に父が他界し、ロソルの初優勝は父に捧げられたものでもあった。
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そして先日行われたデビスカップではチェコ共和国代表として試合に出場し、出場した3試合全て勝利し準決勝進出に大きく貢献した選手。
勝利したディミトロフは今大会初優勝、今季2勝目を上げた。
そして優勝した事により21日に発表される世界ランキングでは13位となる。
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