男子テニスのBNPパリバ・マスターズ（フランス/パリ、ハード）は２日、シングルス準決勝が行われ、第２シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）が第５シードのＲ・フェデラー（スイス）を4-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、２００９年以来４年ぶりの優勝まであと１勝と迫った。
試合後、ジョコビッチは「勝利の鍵は、粘って彼（フェデラー）に引き離されないようにした事。試合開始当初から攻撃的なプレーを仕掛けてくる事はわかっていた。彼は手にした機会を上手く活かしていた。」と、コメント。
「だから、凡ミスを減らして必要な時には一歩踏み込んだプレーを心掛けた。第２・３セットではいいプレーが出来た。僕らが対戦する時は、いつもいい試合になる。」
「第１セットでは、彼の方がいいプレーをしていた。タフなセットだった。だから自信を失わずに集中し、チャンスを待ったんだ。サーブが良かったし、辛抱強いプレーを心掛けた事が功を奏した。」
決勝でジョコビッチは、第３シードでディフェンディングチャンピオンのＤ・フェレール（スペイン）と対戦する。準決勝でフェレールは、第１シードで世界ランク１位のＲ・ナダル（スペイン）をストレートで下しての勝ち上がり。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○Ｎ・ジョコビッチ(2) vs. ●Ｒ・フェデラー(5), 4-6, 6-3, 6-2
●Ｒ・ナダル(1) vs. ○Ｄ・フェレール(3), 3-6, 5-7
■関連記事■
《フェデラーが強敵デル=ポトロ撃破、ジョコビッチ戦へ＜BNPパリバ・マスターズ＞》
《フェデラー、ジョコビッチ戦「自信もあるし、勝つチャンスがある」＜BNPパリバ・マスターズ＞》
《錦織、ジョコビッチ対デル=ポトロ戦を見て「いずれ勝てるよう頑張らないと」》
《ロディックが暴露、ジョコビッチとの出来事》
《ジョコビッチ「担当者は嘘をついている」》
《世界１位ジョコビッチが婚約発表「本当に幸せだ」》
■関連動画■
《フェデラーが不調に陥った原因を明かす！ATP男子ツアーマガジン Vol.193》
《トップ１0入り目指す錦織特集！世界が驚く活躍に迫る！ATP男子ツアーマガジン Vol.192》
《ジョコビッチが史上９人目の偉業を達成！ATP男子ツアーマガジン Vol.190》
《芸術的なバックハンドを放つ天才ガスケを特集！ATP男子ツアーマガジン Vol.187》
《フェデラーが不調とラケットチェンジについて語る！ATP男子ツアーマガジン Vol.185》
（2013年11月3日14時25分）
大坂なおみ 世界1位と対戦へ 
